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近年、温室効果ガスの人為的排出を原因とする地球温暖化に伴った気候変動により、 世界各地で自然災害の激甚化などの影響を及ぼしており、こうした温室効果ガスの排出量削減と吸収量確保を目指す国際的な取り組みが進んでいます。わが国においても2020年(令和2年)10月に政府が2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指すことを宣言しており、福島県においても2050年カーボンニュートラルを宣言しています。
こうした中、三島町では2022年(令和4年)5月1日に2050年までの町全体の二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「三島町ゼロカーボンビジョン」を国立環境研究所福島地域協働研究拠点の協力のもと策定し、同月26日の三島町地域循環共生圏推進協議会総会の終了後には、2050年のゼロカーボン達成を目指すことを宣言しました。
今後、奥会津地域ならではの豊富な資源を活用し、町民と事業者と行政が一体となったゼロカーボンへの取り組みを推し進めてまいります。
(左から)国立環境研究所 木村拠点長・矢澤町長