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日本で最も美しい村連合への加盟

印刷ページ表示 更新日:2025年3月24日更新

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「日本で最も美しい村連合」への加盟​

平成の大合併で市町村合併が促進され、小さくても素晴らしい地域資源や美しい景観を持つ村の存続が難しくなってきた頃、北海道美瑛町をはじめとする7つの町村が、フランスの素朴な美しい村を厳選して紹介する「フランスの最も美しい村」連合に範をとり、失ったら二度と取り戻せない日本の農山漁村の景観・文化を守りつつ、最も美しい村としての自立を目指す運動として「日本で最も美しい村連合(通称、美しい村連合)」を設立しました。

三島町は、平成24年に同連合の資格委員による現地審査を受け、平成24年10月4日に45町村目として「日本で最も美しい村連合」に加盟しました。

加盟には、人口1万人以下を原則に、「人々の生活の営みによって作りだされてきた景観、環境、文化」といえる地域資源が二つ以上あることが加盟の条件となっています。三島町は、(1)雪国の手仕事を再生した生活工芸と、日本一の会津桐、(2)住民の暮らしに根付く民俗行事が登録資源となっています。

小さくても輝くオンリーワンを持つ農山村として誇りをもって自立し、将来にわたって美しい地域であり続けることを目指します。

 

登録資源

(1)​雪国の手仕事を再生した生活工芸と日本一の会津桐

暮らしの中から生まれた伝統的なものづくりの技と豊かな自然を現代の生活にも生かしていく運動。編み組、各種木工、会津総桐タンス等が生まれてきました。

特産の会津桐からつくる総桐タンスをはじめ豊富な草木資源を生かし、伝統的な農民具づくりの技法を取り入れた生活工芸品づくりを積極的に進める。できた物は暮らしに役立てるとともに、一般市場への販路も広め、生活工芸の町にしていきます。

 

(2)住民の暮らしに根付く民俗行事

三島町では、地区の個性・特徴を伸ばし、更には町民同士の連帯意識は、個々の自信と誇りの高揚、“プライド”を中心とした種々の地域文化の保存・伝承・発展活動を町民が一体となり展開する運動「地区プライド運動」を展開しています。

や県で重要無形民俗文化財に指定された年中行事として「三島のサイノカミ」や「鳥追い」「虫送り」などが今も地区が大切に伝えています。いくつかの地区では里帰りをする方や、若者が中心となり復活した行事もあります。子どもたちの行事であった「虫送り」、「鳥追い」などは地区の大人や地区外の子どもたちが手伝うことで継続するなど、地区の行事であった「ひな流し」、「虫供養」などには小学校の授業の一環として子どもたちが参加する動きもみられ、形を少しずつ変化させながらも大切に伝えられています。

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