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現在の美坂高原は、かつて広大な放牧地であり、また屋根材などに用いられるカヤを採集する「カヤ場」として拓かれた高原でした。
昭和49年に始まった「ふるさと運動」の一環として、特別町民制度に加入した都市住民が大自然に触れ、余暇を楽しむ場を確保するため、同年7月26日に観光施設として整備され、「美坂高原ふるさと公園」としてオープンしました。
美坂高原は、福島県三島町に位置し、標高約600メートルの広大な高原地帯です。手が届きそうなほど澄んだ青空が広がる夏、色鮮やかな紅葉に包まれる秋と、四季折々に移り変わる雄大な自然のパノラマを満喫できます。
また、三島町は奥会津地域にあり、都市部から遠く離れていることから光害(ひかりがい)が少なく、美坂高原は市街地の光の影響を受けない星空観察の絶好のスポットとしても知られています。
満天の星が輝く夜空は、観望や写真撮影を楽しむ方にとって魅力的な場所です。
自然の中で心身をリフレッシュしたい方、星空の美しさに触れたい方に、ぜひ訪れていただきたいスポットです。