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福島県の森林は県土の約70%を占め、豊かな自然環境を生み出しています。
この豊かな森林を県民共有の財産として保全し、健全な状態で子供達に引き継ぐために平成18年度より「福島県森林環境税」を導入し、森林所有者や林業の枠組みを超え、「県民一人一人が参画する新たな森林(もり)づくり」に取り組んでいます。
三島町では、この森林環境税を財源とした県からの森林環境交付金を活用し、様々な事業に取り組んでいます。
また、「福島県森林環境税」は令和8年4月1日から「ふくしま森林(もり)づくり県民税」に変わります。
1.編み組文化継承事業(県民参画の推進)
国の伝統的工芸品に指定されている「奥会津編み組細工」について、生活工芸の伝承や後継者育成のため、「ヒロロ細工教室」及び「冬のものづくり教室」を実施しました。技術の継承や編み組細工の普及啓発だけでなく、森林資源を活用したものづくりの体験を通して、森林のすばらしさを伝えることができました。
2.三島小学校森林環境学習(森林環境学習の推進)
三島町特産の会津桐に関する森林教室を実施しました。降雪前の消毒や冬囲いによる管理方法を学び、冬囲いの体験も実施しました。併せて、会津桐タンス工場も見学して桐材や桐製品に対する理解を深めました。また、会津桐を使用したものづくり体験実施し、それぞれの活動を通じて会津桐への興味関心を持つことができ、町の特産である桐を知るきっかけ作りとなりました。
3.三島中学校森林環境学習(森林環境学習の推進)
三島町特産の会津桐に関する森林教室を実施しました。桐の特性や芽掻き・下刈りなどの管理方法を学び、芽掻きも体験しました。併せて、会津桐タンス工場も見学して桐材や桐製品に対する理解を深めました。また、立志式で使用する桐額の作製や木工製作を実施し、桐材やヒロロなどの自然素材を活用した作品づくりにより、町特産の伝統工芸や自然環境への関心を高めることができました。
4.森林景観整備事業(森林整備の推進)
大谷地区において、集落及び住宅付近の里山林整備として、間伐を実施しました。間伐の実施により、イノシシやツキノワグマなどの野生鳥獣の隠れる場所をなくし、野生鳥獣との緩衝地帯を形成することができました。