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秋晴れの空の下、三島小学校の「田んぼの学校」の稲刈りを行いました。今年は、三島町でも渇水対策本部が設けらるなど、深刻な水不足に悩まされましたが、宮下地区やびおたんクラブの皆さんのご協力のおかげで何とか米を収穫の日を迎えることができました。
今年は小学校1年生から6年生が稲刈りに参加。1年生はもちろん、初めての経験です。上級生がサポートに回り、宮下地区の方のご指導を受けながら、作業が進みました。刈った稲をだいたい二株ずつ藁で束ねますが、この藁も地区の方が用意してくださいました。
そして、むずかしいのがこの藁で稲を束ねるときの結び方。きつく縛らないと、サデガケ(天日に干すこと)するときにほどけて、稲がばらばらになってしまいます。しかし、思いっきりきつく結ぼうとすると、今度は藁の方がプツン!と切れてしまうのです。
絶妙な力加減で結わえた稲は、宮下集会所のフェンスにかけて乾燥させます。
約3週間ほど乾燥させてから、脱穀作業となります。
お米を作るには大変な手間がかかります。田植えや稲刈りの作業だけでなく、毎日の水の管理や草刈りなど、子どもたちのいないところでもたくさんの手間がかかっています。今年はどのくらいお米が採れるか…楽しみにしながら脱穀の日を心待ちにしたいと思います。
小学生の皆さん、宮下地区の皆さん、お疲れ様でした!ありがとうございました。