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1月15日(金曜日)三島町内の各地区で国指定重要無形民俗文化財の「三島のサイノカミ」が行われました。
ここでは川井地区のサイノカミについてレポートしていきます。
1月15日の午前9時から御神木迎えを行い藁巻き、おんぺ刺し、祭壇づくりなど着々と準備が進みました。
今回の御神木の長さは10m。藁を巻く際にはたくさんの爆竹も一緒に巻かれ、点火の際には爆竹の大きな音が出ます。
準備は午後2時過ぎには終了し、解散となりました。
御神木に点火するのは午後7時からです。
このとき宰領の長谷川さんが「ヤンサンサンサン」と声をかけると、参加者全員が力を合わせて「ヤーッ」と声を出しながら御神木を真っ直ぐに立てていきます。
今年は新型コロナウイルスの関係で、地区の方々だけでの開催となりましたが、ごうごうと燃える炎を前にみなさん今年1年の無病息災やコロナウイルスの早期収束五穀豊穣などを願いました。